江戸時代の大坂は、「天下の台所」と言われ、全国から多くのお米が集まりました。当時、大変高価であったお米と砂糖を贅沢に使った「粟おこし」「岩おこし」は全国で珍しく、大坂のお土産として重宝されました。
こだわりの製法は、創業者・小林林之助に始まり歴代の現場責任者の間で相伝されてきました。独特の噛みごたえ、口どけ感、味わい等、環境の変化で食感も微妙に変化します。
創業・文化2年(西暦1805年) この二百年余りの歴史を振り返りますと、諸先輩方が各々の時代に応じて様々な創意工夫を凝らし、常に全力投球でお客様にご満足戴ける商品を作り販売してきたことが窺えます。
この「伝統」に未来の新風を吹き入れ「日々新た」なチャレンジを続けて行く覚悟であります。
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【岩おこし】
きりっとしたしょうがの辛さが黒砂糖のこくのある甘さをひきたてて、独特の硬さが持ち味。
創業当時、運河工事で岩がごろごろ出てきたことから「大阪の掘り起こし、岩おこし」と命名され、浪花の繁栄を象徴する土産菓子として評判を呼びました。
【粟おこし】
お米を粟粒状に炒り揃えてごまを合わせた、さっくり歯ごたえと香ばしさが特長。
江戸時代、大阪がお米の集散地だったからこそ誕生した「お米のおこし」を「粟」と表現したところに、大阪商人らしい粋が感じられる伝統の板おこしです。
【浪の詩】
良質な自然素材だけを厳選し、軽い食感と程よい甘さの六味を楽しむことができる「あみだ池大黒」自慢の特上おこしです。どうぞご賞味ください。
「生姜」 おこしの定番。生姜味。
「抹茶」 本来の香りと際立つ苦味の抹茶味。
「落花生」 黒糖の香りを引き立てる香ばしい落花生。
「梅紫蘇」 お米とおいしい調和。梅紫蘇味。
「柚子」 ほんのり甘い香りの柚子味。
「黒胡麻」 しっかりした味と香りの黒胡麻。